IE9ピン留め
波止場
「忘れられない顔ってあるもんだな」

マーロン・ブランド。画面に登場した瞬間に人を惹きつけるあの引力はどこから来るのか。顔はぜんぜん違うのに、ジェームス・ディーンに似ていた。エリア・カザンの演出なのか、二人が学んだアクターズスタジオの演技法なのか、それともあの時代にはあんな人がたくさんいたのか(まさか!)。
# by mirabili | 2010-09-25 13:19 | ★★★★
ゴーン・ベイビー・ゴーン






若い正義感と、現代社会を見限った大人が選択する法を超えた正しさ。
# by mirabili | 2010-09-19 21:08 | ★★★★
借りぐらしのアリエッティ
「私なんて」という涙。それでも、そこから飛び出していく時が来る。解決のないセンチメンタリティ。

アメリカ映画に洗脳されているからか、私はアリエッティより「ティンカー・ベル」の方が好き。アメリカ映画の物語には、何らかの解決や和解がある。
# by mirabili | 2010-09-17 23:22 | ★★★
ハートロッカー






残酷さに、三回ぐらい、もう見続けることができないと思った。「これは映画」と自分に言い聞かせ、手で画面を覆ったり早送りしたりして、なんとか最後まで見た。映画館の大画面で見ていたらトラウマになったかもしれない。これを女の人が撮ったとは、なんというガッツ。私は政治に疎いので、アメリカ人がイラクで誰と戦っているのか理解できなかった。アメリカ人やイギリス人を攻撃してくる人と戦っているという程度にしか。

『ハートロッカー』を見て思ったのは、言いたいことは一つに絞った方が良いのだろうか、ということ。この映画が一番言いたいことは、オープニングで出てくる引用句と、その引用句に共通したエンディングにあるのだと思う。けれど、映画の途中で、夜に爆破が起きて、そこに三人の兵士が行くシーンがある。そこで兵士の一人が、「この爆破は遠隔操作だ、指示した奴はこの暗闇の中にいて、じっと見ているだけなんだ」と怒りを込めて言い、スクリーン(観客)に向けてライトを照らす。このシーンは非常に力を持ったシーンになっている。けれど、このシーンはこの映画で一番メッセージ性を持ったシーンでありながら、オープニングとエンディングにあるメッセージとは離れている。

一つの物語にすることはできない、それが現代の戦争なんだ、というのがこの映画なのかもしれない。
# by mirabili | 2010-09-16 00:00 | ★★★
アメリカの影






文学を語る会で実存主義について語る人々のインチキさ、無意味さ。美術館でふざけあう青年達、「お前はこんな女と結婚するんだ」と言われ彫刻を見上げる青年の本当さ。ずっとインチキにならないようにと生きてきたつもりだったのに。
# by mirabili | 2010-09-15 14:09 | ★★★★
マイレージ、マイライフ







ファミリー(結論)。「いまどきの女の子は、恋をしたら、その人をグーグル検索するのよ」と言う一見クールな大人の女性は、今までのアメリカ映画なら男がしていたようなことをして、主人公と観客を驚愕させる。
# by mirabili | 2010-09-15 00:00 | ★★★★
彼女について私が知っている二、三の事柄






伝染する近代的な気だるさと無関心。
# by mirabili | 2010-09-15 00:00 | ★★★


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